
”勉強自体のやり方”を見直して、サクッと勉強終わらせましょ!

どうもこんばんは!Mr.ドクです😄
今回ご紹介する書籍は
『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』
著者:メンタリストDaiGo 発行:学研プラス
勉強法こんな方におすすめ!
- いろんな勉強法を試しているけど、どれも上手くいかない
- ノートを綺麗にまとめるけど、時間めっちゃかかってる
- 復習っていつやるのが効率的なのか、分からない
ココがポイント!
・DaiGoさんの本は、本慣れしてない人でも読みやすい!
・自分の気になる方法だけを実行!で、充分に効果あり!
以下、要約&書評です!
目次
【超効率 勉強法】とは
世の中には非効率な勉強法であふれてる
学校の先生は教えるプロだけど、学び方のプロではないです。
なぜなら、最新の科学的な勉強法を習得し、実践している人はとても少ないから。
周りがやってるだけの、非効率な勉強法ばかり使っていては、
「やったつもり」になるだけ。真の成果は得られません。
ここ超!大事ポイント
・科学に裏付けされた「正しいテクニック」だけを使う
・貴重な時間を、限界まで有効に使う「超効率 勉強法」を徹底しよう
やってはいけない7つの勉強法
まずは間違った学習システムから脱却しよう!
7つの間違った勉強法
- 1ハイライトまたはアンダーライン
- 2語呂合わせ
- 3テキストの要約
- 4テキストの再読
- 5集中学習
- 6自分の学習スタイルに合わせる
- 7忘れる前に復習する
1:ハイライトまたはアンダーライン
→心理学者の多くは「ただの気休め」と呼んでいる。
問題なのはハイライトを引いただけで脳が満足してしまうこと。
ここでいうハイライト&アンダーラインは、あくまで「自分でラインを引いて脳が満足するハイライト」であり、当書籍のように最初から印刷されている場合は別。
2:語呂合わせ
→「記憶術」としてのメリットしかなく、「勉強法」としてはほとんど役に立たない。
特にビジネスにおいて、問題解決するにあたり問題の背景など、全体を把握しなければ、根本的な解決に至らないことが多い。
「記憶術」で覚えた知識は、知識の応用範囲が狭いので、問題解決には使いづらい。
3:テキストの要約
→要約するという行為は「難易度が高い」。
特にその分野の基礎知識がないと「要約」は成功率が低く、大きなエネルギー・時間のロスを引き起こしてしまう
→効率的ではない。
4:テキストの再読
→何もしないよりマシだが、かけた時間に見合うだけの成果が得られない。
勉強法として「受け身」の姿勢のやり方であり、受け身のままでいると、特に興味のない情報は、いつまで経ってもうまく取り込めない。
5:集中学習
→集中して知識を詰め込んでも定着率は低く、1週間もすれば大半の情報を忘れてしまう。
「集中モード」と「緩和モード」の掛け合わせをするのがベスト。
参考
「緩和モード」:リラックスしながらジャンルを超えて思考がさまようので、新たな発想を生み出しやすい
6:自分の学習スタイルに合わせる
→本当に効く勉強法に個人差は無い。
インディアナ大学の数百万のデータから「自分が好きなスタイルで勉強しても、テストの成績は全く向上しない」と結果がでた。
自分のスタイルではなく、科学的な勉強法を使えば、個人差なく効率よく学べる。
7:忘れる前に復習する
→本当に正しいのは「忘れた頃に復習する」。
忘れる前の復習だと脳は「既知の情報だから記憶する必要ない」と判断してしまう。
忘れた頃の復習だと脳は「生存にとって大事なことに違いない」と判断される。
→「思い出す作業」が脳に刺激を与え、記憶の定着に結びつく
7つの間違った方法まとめ
世間で推奨されいるが、科学的に裏付けされた「7つの間違った学習法」を理解し、その方法から抜け出しましょう!
科学的に使える勉強法「アクティブラーニング」
世の中にはさまざまな勉強法があります。
ですが、真に効果の高い「使える勉強法」には、共通して1つの特徴があります。
それは「アクティブラーニング」です。
→積極的(アクティブ)に学習(ラーニング)に取り組んでいく手法です。
そしてDaiGoさんがオススメするのは、「アクティブすぎるほどのアクティブラーニング化」です!
アクティブすぎるほどのアクティブラーニングの方法
大きく分けて、「想起」「再言語化」の2つに分類されます。
想起 〜「思い出すこと」〜
人間の脳が最も活性化し、さらに情報を刻むのに最適な時期は、思い出す作業をした直後になる。
「想起こそ、アクティブラーニングの1番の大きな柱」です!
「思い出す作業をどこかに組み込めないか?」と考えて、自分の勉強に組み込むのがポイント
再言語化 〜「自分の言葉に置き換えること」〜
理解できないテキストに出会ったら、「わかりやすく言い換えるとどうなるだろう?」と考えてみてください。
想起・再言語化のテクニックを、以下でそれぞれ3つずつご紹介します!
想起(思い出す)テクニック
1:クイズ化
覚えたい情報を頭の中で、クイズにして自分の記憶度をミニテストする方法。
心理学の世界では「検索練習」とも呼ばれる。過去の研究により、単なるテキストの再読に比べておよそ50%〜70%も記憶の定着率が上がる。
2:分散学習
復習の間隔を少しずつ伸ばす方法。
私たちの脳は、内容を一度忘れて「思い出す状態」が作り出されて初めて、勉強内容が記憶に刻まれます。
参考
研究者ピョートル・ウォズニアック氏提案「インターバル手法」
最初の復習を1〜2日後、そして2回目を7日後
→3回目を16日後→4回目を35日後→5回目を62日後に行う。
ただし数字が覚えづらいので、気楽に取り組める「2✖️2ルール」でもOK!
↓
最初の復習は2日後→2回目は2週間後→3回目は2ヶ月後
3:チャンク化
「チャンク」とは意味のある塊のこと。
バラバラの情報を何らかの法則に基づいてグループにまとめ、頭に残りやすくした状態。
再言語化(置き換え)テクニック
1:自己解説
勉強で学んだ内容について、自問自答を繰り返しつつ、理解を深める手法。
「流暢性の罠」という心理を打ち砕く役割もある。
問題が分からず、解答や解説を見て「もう完全に理解した、これで大丈夫!!」という、思い込みから守ってくれる。
2:ティーチング・テクニック
自分が勉強した内容を他人に説明する手法。
「人に教えるつもり勉強法」「10歳児に教える方法」など、わかりやすさ・シンプルさを追求すると、自分の理解力も上昇する。
3:イメージング
何らかのシーンを頭に思い描いて学習を促進する手法。
頭のなかに架空の議論を思い浮かべることで、問題を一歩引いたところから眺める俯瞰状態になり、
心に余裕を生む「イメージ・ディスカッション」が代表手法。
緊張が解け、思考に柔軟性が取り戻せて、問題の理解度も上がる。
アクティブラーニングのまとめ
「想起」「再言語化」それぞれ3つのテクニックを使い、アクティブすぎるアクティブラーニングを目指せ!
おまけ:科学的な勉強法、Mr.ドクもやってみた!(読み飛ばしOK)
Mr.ドクがDaiGoさんの「超勉強法」を読んで、実際にやってみた方法を、
2つ厳選してご紹介します!
〜勉強をする前の準備テクニック編より〜
「音楽を正しく使う」
BGMというのは科学的には効率をあげるどころか、勉強のジャマにしかならない。
BGMという負担を処理するために、脳が処理能力を回してしまうのです。
参考
イギリスのウェールズ大学が編み出した「ミュージック・ウォームアップ・テクニック」
1:勉強の10分前に好きな曲を聴く
2:音楽を止めて勉強を始める
3:勉強の休憩中にまた好きな音楽を聴く
↑要するにご褒美ミュージックですね笑
そして例外的に、風の音や鳥の鳴き声といった「自然音」ならOK
人体のリラックスと興奮のシステムへ同時に働きかけて、両者のバランスを適正に調整し、
程良い集中力を保つのに役立ちます。
実際にこの1ヶ月ぐらい、私は自然音をBGMに使ってます!
カフェなど少しうるさい場所で、ブログを書いたり読書したりしている時、
注意散漫だった自分の集中力が、驚くほど上がっててビックリしてます!
曲はYouTubeでいっぱい掲載されているので、周りの音が気になる時は、ぜひ試してみてください!
ココがおすすめポイント
カンタン!技術もいらず、今からスグできる!
「川のせせらぎ系BGM」が個人的には良かったです!川釣り、この前行ったので笑
〜地頭を良くする科学的トレーニング編より〜
「運動」
ワーキングメモリの性能をあげる方法の1つ、「運動」。
参考
ワーキングメモリ→「短期的に情報を処理する脳の機能」
作業机に例えるなら「机の広さ」 広ければ広いほど作業効率&スピードも上がる
科学な説明
運動により、脳のDMNと呼ばれる、感情や記憶の情報をつなぐ神経回路が増える
回路が増えることで回路同士の連絡が良くなり、認知の働き・未来の計画・マルチタスクなどもうまくなりやすい
朝に軽いジョギングをすると、その後の仕事や、休日の勉強・読書も、
1日の最初から頭の回転がフルスロットルしてきます!
私は以前から月1程度で、バスケやフットサルの試合に参加する程度には運動していました。
ただ、月に1回キツめの運動するより、週3回の軽いジョギングの方が、頭は働いてる気がします!
ウォーキングだけでも効果があり、最低1日10分でも良いので週3回。
慣れたら1日30分〜40分を週3回やってみると良いみたいです!
朝のジョギングは、YouTubeでDaiGoさんもオススメしてましたね!
ここがおすすめポイント
朝の芸能ニュースや占いを見る時間→ジョギングに代わった!
自分の時間がかなり有意義になった気がします!
やってみたテクニック2つ まとめ
・まずは「1日10分のウォーキングを週3回」でOK!
・音楽を「自然音BGM」に切り替えて、集中できそうな環境なら音すらなし!
→効果は個人的にはバツグンです!
DaiGoさん著作本『超効率 勉強法』まとめ
いろんな勉強方法があるが、科学的な学習において本当に大切なポイントは1つ
「アクティブラーニング」のみ!
能動的・積極的に取り組める方法さえあれば、どんな方法でも意味をもつ。
最大のコツは常に工夫すること!
「どうやったら、もっと簡単に覚えれるかな?」
「どうやったら、もっと面白く覚えれるかな?」
を意識しながら、
限りある時間を最大限使えるよう、掲載された30以上の科学的な勉強方法を使い、
全ての学習をアクティブラーニング化しましょう!
残り30個ほど勉強に関する方法があるので、
ぜひDaiGoさん著作のおすすめ本、『超効率 勉強法』 でご確認ください!
Mr.ドク